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2026.09.26

深海ブルーカーボンに漁協が参画、新たな稼ぐ力の芽

深海ブルーカーボンに漁協が参画、新たな稼ぐ力の芽

本日は全国的にも珍しい実証実験のニュースをお届けします。東京都大島町の伊豆大島沖で、深海に沈めた海藻を国内で初めて回収するプロジェクトが成功しました。漁業協同組合が連携先として名を連ねており、海業の新しい収益源のヒントになりそうです。

全国の海業

伊豆大島沖で深海ブルーカーボン実証、水深1,000m級の海藻回収に国内初成功

環境スタートアップの株式会社BLUABLEが、東京都大島町・伊豆大島沖で「深海ブルーカーボン」の実証実験を実施し、水深約1,000mに約50日間沈設したアントクメとコンブのサンプルを2026年8月1日に国内で初めて回収しました。比較用に水深500m・10mでも同時に沈設を行い、残存重量(分解率)や炭素含有量、菌叢の分析を進めています。東京海洋大学や広島大学、北海道大学、富士通のほか、伊豆大島漁業協同組合も協力機関として名を連ねています。

ここがポイント:深海に沈めた海藻によるCO2の長期隔離が実証できれば、将来的にカーボンクレジットという新しい収入源が漁協や浜の事業者に生まれる可能性があります。研究段階の取り組みですが、漁業協同組合が実証の初期段階から関わっている点は、他地域が連携を検討する際の参考になります。

出典:株式会社BLUABLEプレスリリース(PR TIMES)(2026-09-08)

参謀のひとこと

海業というと漁港の商業利用が中心的なイメージですが、今回のように漁協が研究実証の連携先になる形も、浜の新しい役割の一つです。すぐに収益化する話ではありませんが、こうした先端の取り組みに漁協が名を連ねること自体が、地域の信用力や次の連携につながる可能性があります。

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