2026.10.02
平塚漁港で10/10に体験フェスタ、海の食と漁村体験の発信が続々
漁港を会場にした体験イベントや、学生が漁村を訪ねるツアーなど、浜と消費者・若い世代をつなぐ動きが相次いでいます。あわせて、水産物の販路づくりに使える展示会や、海の恵みを「選んで守る」キャンペーンもご紹介します。
平塚漁港で10月10日に「漁港まるごと体験フェスタ2026」、地魚の直売や学びの企画
ユーコープかながわは、10月10日(土)10時〜14時に、ひらつかタマ三郎漁港(新港)で「見て・食べて・学ぶ!漁港まるごと体験フェスタ2026」を開くと案内しています。参加は無料で、荒天時は中止です。地元漁協のウェブサイトの案内によると、定置網の朝どれ鮮魚や地魚加工品の直売、地魚メニューのキッチンカー、プランクトン観察やさかなのワークショップなどが予定されています。
ここがポイント:生協が漁港を会場に、地魚の直売や学びの企画を組み合わせて、漁港そのものを「見て・食べて・学ぶ」場にしている首都圏の実例です。消費者団体と連携すれば、集客と地魚のファンづくりを同時に進められます。
出典:生活協同組合ユーコープ「平塚漁港まるごと体験フェスタ」イベント情報(2026-08-19)
高校生・大学生が富山の漁村を訪ねる「さかなたび」秋の北陸ツアー、10月16日締切
一般社団法人漁業ブは、高校生から大学院生を対象にした「さかなたび 秋の北陸ツアー2026(富山)」を11月7日〜8日に開くと発表しました。富山市・朝日町・滑川市・魚津市をめぐり、泊漁協や滑川漁協と連携した漁業体験、漁師との交流、海洋環境の学習などを行います。定員は20名以内、参加費は宿泊ありで15,000円(税込)、申込締切は10月16日です。
ここがポイント:漁村を若い世代の学びの場として開く取り組みで、将来の担い手や関係人口づくりにつながります。体験の受け入れ方を考える浜にとって参考になる事例です。
出典:一般社団法人漁業ブ「さかなたび 秋の北陸ツアー(富山)2026 開催決定」(PR TIMES)(2026-09-10)
海藻の海面栽培に取り組むシーベジタブルが受賞、10月から共創プロジェクトを開始
合同会社シーベジタブルは、「PREMIUM JAPAN AWARD」を受賞したと発表しました。全国の漁業者や地域と連携して海藻の海面栽培に取り組み、料理人とともに新しい食べ方を提案してきた点が評価されたとしています。2026年10月から2027年春にかけて、百貨店や飲食店などと商品開発やイベント、体験プログラムを行う「SEA VEGETABLE CYCLE」を進めるとしています。
ここがポイント:海藻の栽培を通じて、浜の新しい収入源と海の環境回復を両立させようとする取り組みです。磯焼けに悩む地域や、未利用の海藻を抱える漁協にとって連携のヒントになります。
出典:合同会社シーベジタブル「PREMIUM JAPAN AWARD を受賞」(PR TIMES)(2026-10-01)
「サステナブル・シーフード・ウィーク2026」が始まる、10月30日まで
MSCジャパンは、MSC「海のエコラベル」やASCラベルの付いた水産物を選ぶ大切さを伝える「サステナブル・シーフード・ウィーク2026」を10月1日から30日まで実施すると発表しました。13年目となる今年のテーマは「選んで守ろう、魚の未来」で、専用ページのデジタルガチャで賞品が当たる企画を行います。小売や外食など61の企業・団体が協力しています。
ここがポイント:資源管理に取り組む水産物を選ぶ消費者の意識は年々高まっています。認証の取得や資源管理の取り組みを、浜の商品の価値として伝える準備を考えるきっかけになります。
出典:MSCジャパン「サステナブル・シーフード・ウィーク 2026 がスタート」(PR TIMES)(2026-10-01)
【展示会】「日本の食品」輸出EXPO、11月11日〜13日に東京ビッグサイトで開催
「日本の食品」輸出EXPO(第13回・冬展)が、11月11日(水)〜13日(金)に東京ビッグサイトで開かれます。RX Japan、日本貿易振興機構(ジェトロ)、農林水産省などが主催し、海外バイヤーや国内の輸出商社が来場する商談型の展示会です。一般の来場登録は11月5日までなら無料で、それ以降は5,500円(税込)です。
ここがポイント:水産加工品や地域ブランドの海外販路を探す事業者にとって、まず来場してバイヤーの関心や他産地の出展の仕方を知る場として使えます。出展を検討する場合は、主催者に資料請求して条件を確認するのが第一歩です。
出典:RX Japan「“日本の食品”輸出 EXPO」公式サイト(2026-06-26)
今日の話題は、どれも「浜の外の人とどうつながるか」がテーマです。生協の組合員、都市の学生、海外のバイヤーと、相手によって伝え方は変わりますが、まず浜に来てもらう・浜の産品を手に取ってもらう入口をつくることが、稼ぐ力の第一歩になります。